ビジネスブログ | 藤田真理アートアカデミー＜横浜・緑園都市絵画教室＞

前回は、アクリル絵具のマチエールの作り方でした。アクリル画の性質上、
仕上後には、絵ずらが痩せてきます。ぺらっとした雰囲気は免れません。
そこで「マチエールがほしいな。」と思われた時の参考になればと思います。

今回は、アクリル画を描く時に使用するキャンバスについてです。

🌸画材屋で、キャンバスをお探しの時にたくさん置いてあるのは、多くは
油絵用です。まず購入時には裏側をしっかり見ましょう。裏側にアクリル用
とか、アクリル兼用の表示が必ずあります。間違えないようにしましょう。
🌸又、キャンバスの裏側に必ずキャンバス素材の表示もあります。
【麻】とかかれたのは、油絵用です。
【ポリエステル、ナイロン、ビニロン】と書かれたのは、アクリル用です。
兼用もあります。
🌸アクリル専用キャンバスは、目止め剤も地塗りもない生のキャンバスに　
アクリル絵の具のみで描くこと。
つまり通常の亜麻布や綿布に描くことは可能ですが
布目の動きや伸縮、たわみや強度に影響を受けるので、絵画として細密
に描く目的の場合には避けた方が良いです。
🌸油絵具、アクリル絵具両用のユニバーサルキャンバスは、アクリル画、油彩画
、油彩の下地にアクリル絵の具を利用する際に使用できます。地塗りの塗料に
アクリルエマルションが含まれているため、アクリル絵具で描くことができます。
🌸油性キャンバスやボードは地塗りの塗料に油が含まれているため水性である
アクリル絵具は定着しないため使用できません。アクリル絵具が剥がれる恐れ
があります。
🌸キャンバス素材は【麻は、油彩用】【綿は麻より安価で、アクリル用】【合成繊維
はアクリル用】

購入の際に間違えないように、気をつけましょう。

次回もお楽しみください！　　(*^-^*)😊😊😊