ビジネスブログ | 藤田真理アートアカデミー＜横浜・緑園都市絵画教室＞

前回は「いったん乾いたらどうやって溶かすの？」でした。
乾ききっちゃうと厄介です。そうならないように気をつけましょう。
絵を描き始める前の準備を怠らないようにするのが一番の早道です。
特に絵を描き途中に絵具のついた洋服を、ごしごし洗ったりしていたのでは
肝心の絵の方がおろそかになってしまいます。準備万端整えましょう！

今回は「乾きを早めるには？遅めるには？」です。アクリル絵の具でグラデーション
を描くときには、普通に描いていたのではとても描きにくいです。描けないことは
無いのですが、段差をなでつける時の苦労が大きいです。それに引き換え
油絵の具で普通に描いても乾きがその１日で乾くことはまずありえないので、
気持ちにゆとりを持ってグラデーションに取り組めます。

　　🎨アクリル絵の具の乾きを早めるにはどのようにするのか、見ていきましょう。
🌸乾燥を早めるには、ドライヤーや扇風機です。しかし、熱を加えすぎると
絵具がひび割れたりするので、距離を取りながらよく配慮して乾かすのが、
ポイントです。
🌸絵具の層を重ねる時は、薄く塗ることから始めます。薄く塗ると乾燥時間
も短くなります。作業もはかどります。
🌸紙を変えます。紙でも吸水性の高いものと低いものがあります。吸収する
ものに描きましょう。

　　🎨アクリル絵の具の乾きを遅らせる方法は、
🌸チューブからパレットに出した絵具の乾燥を遅らせるには、湿ったティッシュの上
に置きラップをかぶせます。絶えず霧吹きを用意してスプレーします。
🌸メディウムを使用します。スロードライメディウムを３割混ぜます。
🌸ターナーのゴールデンオープンアクリリックスは５倍ほど乾きが遅いです。

アクリル絵の具は乾きを早くしたり、遅くしたりできます。用途に応じてアクリル絵の具
を使いこなしましょう！如何ですか？次回も楽しみましょう！　(*^-^*)😊😊😊