ビジネスブログ | 藤田真理アートアカデミー<横浜・緑園都市絵画教室>

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2024.2.14.みんなのアクリル画ーいったん乾いたらどうやって溶かすの?NO.79

前回は、「アクリル画の課題」でした。
上野の都美術館や、六本木の新美術館の団体展を見学すると、沢山の大作絵画が所せましと並んでいます。
そのたくさんの絵は「離れてみる】と、アクリル絵の具か、油絵具かの区別はつきにくいです。しかし【近ずいてみる】と
ぺらっとした薄い感じがするのがアクリル画で、どちらかと言うと重厚なタッチが多少なりともみられるのが、油絵と言う
判断を私はしております。メディウムをばっちり使っていると紛らわしい場合があります。ボリュームが減るっていうのは、
水分の蒸発なのですね。

さて、今回は「いったん乾いたらどうやって溶かすの?】です。
アクリル絵の具は、中、高等学校、成人の方々が使用されるかと思います。未然に防ぐには、必ず作業服を
着る事ですね。それでも全身を包み込む作業服はなさそうなので、洋服のどこかにちょっとつく場合が多々あります。
今回は、洋服についた場合についての対処法です。
※アクリル絵の具がついてしまった場所が、【❶洋服 ❷パレット、床や壁、手)に分けます。

❶洋服についた場合 
🌸40度から50度あたりのお湯に粉末洗剤を溶かします。(少し熱めのお風呂のお湯くらいです。)
🌸洋服をしばらくひたして、色のついた個所だけもみ洗いします。汚れが、広がらないようにご注意ください。
🌸新しいお湯に酵素系漂白剤をいれて、1時間ほどつけおきます。(オキシクリーン)
🌸汚れが落ちたら水で注ぎます。
黒っボい色は何とかなり、目立ちません。白の服はご注意ください。色がつくと目立ち洗わざるを得ません。
私が高等学校で教えた生徒の方々は「漂白剤で落ちたよ。」といってましたので、まちがいありません!

❷机や道具など洋服以外にアクリル絵の具が付いた場合
🌸パレットは、一晩お湯か水につけます。メラミンスポンジでこすります。重曹も良く、洗剤もOK。
🌸床や壁は、中性洗剤である食器洗い用を使用して、歯ブラシでこすります。クレンジングオイル、除光液も可。
🌸手は石鹸でよく洗いましょう。

私は、作業中には机や床には、ビニールシートを敷きます。汚れません。服も黒ばかり作業用に着ています。
パレットは、アルミ皿(ピザの皿の小さめの物)を常時使用してます。使い切って捨てます。
工夫することが大切です。

では、次回もお楽しみに! (*^-^*)😊😊😊








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