ビジネスブログ | 藤田真理アートアカデミー<横浜・緑園都市絵画教室>

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20242.13. みんなのアクリル画ーアクリルのなぜ?乾くと水に溶けない?NO.77

前回はエアブラシあれこれでした。エアブラシの特許が取られてから、50年ほどたちました。
エアブラシの作品の前に立つと、魅了されてしまいます。私は以前東京で、森秀雄展を見たとき[一体どのよう描くのかな?]
と興味をそそられてブルーの色の持つ神秘さに驚いた記憶があります。手描きとは違った不思議な魅力があります。高等学校
で教えていた時も 、クラブ活動で一生懸命にエアブラシを使用していた部員がいました。コンプレッサーは、とても小さかった
記憶があります。大きさもたくさんあります。アクリル画を極めたら、エアブラシの技法にも取り組んでみたらいかがでしょうか?

今回はアクリル画は、「乾くと水にとけないの?」です。
アクリル画と水彩画との大きな違いはここにあります。アクリル画の完成後の完全に乾かした絵の上に水をこぼしても
大丈夫です。慌てなくてOK!これってすごいですね。水彩画では考えられません!

🎨アクリル絵具は使うときに水を加えて薄めることができますが、、一度水分が蒸発して乾いてしまうと顔料はアクリル樹脂
に包まれた状態になり、水でとけにくくなります。

🎨描画しているときよりも体積が、ヘリ痩せたように見えます。重厚感が欲しい場合は、下地作りと、絵の具の厚みを工夫しましょう。

🎨乾燥後アクリル画は、耐水性になりますが、もう1つ、変化があります。それは、色が沈む傾向があります。
変化の差は色によって異なりますが、濡れている時の鮮やかな色が乾燥後には少し暗くて沈んだ色に変化します。
色の変化の仕方も考慮して色を作りましょう。ご自分で色見本を作ると良いかもしれません。
(※余談ですが、カラーペンはペンに表示された色より描いてみると濃く出ます。色は、1度描いてみて確かめてから塗りましょう。)

🎨アクリル画は、このように乾くと耐水性があり、紙や、アクリル用キャンバスや、コップや、鏡やなんにでも描き込むことができます。

🎨アクリル絵具の我が家の体験記(⌒∇⌒)
●我が家の植木鉢に私はアクリル絵具で、ペイントしたことがあります。素焼きの鉢はずいぶん経っていますが、庭でまだ色あせて
いません!白いプランターにもペイント!●我が家の白い木の本棚にもペイント!キッチンの扉、トイレの扉、洗面所の扉にも
ペイントしました。基本的に手をふれないところなので、以前のまま色褪せずに残っています。アクリル絵具に感動です!

🎨つるつるした上には、ざらつくようにする処置が必要ですが、我が家のように手がふれないところはOKでした。
いかがでしたでしょうか?私のアクリル体験は長いです。とても重宝しています。 次回またおたのしみに! (*^-^*)😊😊😊







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