ビジネスブログ | 藤田真理アートアカデミー＜横浜・緑園都市絵画教室＞

前回はアクリル独自のタッチをつけてみました。型押しのような感覚で色々なものを押し付けてみましょう。
絵の表面に凸凹ができるということですね。いろんなタッチが出せます。計画性も必要かもしれません。

さて、今回はアクリル独自の「滲みとぼかし」です。
🎨「滲み」は、偶然性を利用した色作りです。
🎨「ぼかし」は塗った絵具の端に水を含ませた筆で色の境界をなぞってぼかすことを言います。
広い面積の背景のグラデーションにも使いますし、モチーフの色をなじませたり、境界線をやわらげたりする時
にも使います。

point❶下の色が乾く前に絵具をおきます。
意外な強いイメージが広がります。偶然のなせる業かもしれません。

point❷違う色をなじませます。
色の境界をなぞる広い面積のグラデーションになります。

point❸絵具を飛び散らせます。
絵具をつけた筆の柄を固いものでたたきます。絵具の溶き具合、筆の大きさに
よって飛び散り方に変化があります。

🎨ドリッピング
色をまき散らします。絵具をトロリとした感じで水で溶きます。絵具をつけた筆を何回も振ります。
乾いたら、又違う色を落とします。何回も繰り返します。

🎨重ね塗り
透明な色ガラスを何枚も重ねた様な効果を出せます。ボリュウムや深さは重ね塗りの回数を変えて出せます。

今回はアクリル技法の【滲みぼかし】　【ドリッピング】　【重ね塗り】でした。偶然を利用したこれらの技法の上に
絵を描いて、ミックスすると又違った世界が広がってきます。アクリル独自の表現ができます。試してみましょう。

次回もお楽しみください！　(*^-^*)😊😊😊