ビジネスブログ | 藤田真理アートアカデミー<横浜・緑園都市絵画教室>

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2024.2.12. みんなのアクリル画−タッチの技法はアクリル独自で試す価値あり!  NO.74

前回はアクリル絵の具は、【いろんな技法でタッチを出せますよ、試してみましょう】でした。
明らかに水彩画と違います。数えきれない程のたくさんの表現が可能です。

長年私は油彩画、アクリル画ともに描いてきました。コンクールやグループ、、ARTEXPO NEWYORK他
に出品多数、個展16回です。又、高等学校、カルチャーセンター、絵画教室でも教えてきました。
こういった経験からこのブログを書いています。
どれをとっても水彩、アクリル、油彩ともに特徴があり、似て非なるものです。私は、用途に依ったり、時間的制限に寄ったり
その日の気分に依ったりなど使い分けしてきました。

初心者の方で、水彩なら簡単そうでアクリルはとっつきにくいと思われている方がいらっしゃいます。
この機会にいろんな技法で、タッチを出せるアクリル画にとりくんでみませんか?

【タッチの出せる 取り組み】
❶まず身近な、静物画が良いでしょう。モチーフを組んで描いてみましょう。
❷キャンバス又は紙を用意します。紙はくねるので、板に貼りましょう。四隅をマスキングテープで止めます。内側にジェッソを
2,3回塗ります。キャンバスの場合もジェッソを同様に塗ります。
❸乾いたら、一般的にはパステルや色鉛筆などで描きます。私は、色チョークを使います。水のテッシュですぐ落とせるからです。
❹大まかにイエローオーカーの薄塗りで描き始めます。少しずつ色を全体に入れていきます。
❺描き込んでいきます。ハイライトに白を加えます。この時点では薄塗りではありません。影も忘れずに。明暗が大切です。
❻バックも主役のモチーフが引き立つように描きます。全体のバランスをよく見ましょう。
❼ 太筆は大まかに、小筆は細かく描きます。面相筆でもよいでしょう。ただし、細かく描くときは、オイル多用です。
❽油絵のようにしたいときはメディウムを使用します。使用時には、説明書に従いましょう。
❾タッチを出せます。スポンジや、櫛、筆の柄など何でも使えます。試してみましょう。
❿仕上げまで、納得のいくまで、描き込みます。主役のモチーフが引き立っているかどうか、逆さまにして見ます。
⓫完成です。主役のモチーフに更に描き込みを入れても良いでしょう。初心者が陥りやすいのは、全体を同じ力で描くことです。
一生懸命に力を込めてしまい、【絵の強弱】、つまり主役が何がなんだかわからない。ーーーここには、注意しましょう。
絵を描く上で大切な事柄なので、忘れないようにしましょう。

如何ですか?大切な事柄が満載でしたね。
次回もお楽しみください。 (*^-^*)😊😊😊





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