ビジネスブログ | 藤田真理アートアカデミー<横浜・緑園都市絵画教室>

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2024.2.10. みんなのアクリル画−アクリル絵の具使用時のご注意!NO.69

前回はアクリル絵の具の特徴の1つ【水に強い!】でした。描き終わって乾いてから、水をこぼしても大丈夫です。
慌てなくても塗った絵具は溶けません。これが水彩画だったら、どうでしょうか?こぼした水に絵の具が溶け出して
ぐちゃぐちゃに!アクリル画ならば、雨漏りで濡れようが大丈夫です。アクリル画の利点はこの他、たくさんあります。
試してみましょう。「百聞」は一見に如かずと言いますから自分で何回も試して、経験を深めてください。

今回は【アクリル絵の具使用時のご注意!】です。
❶・衣類についたときの対処法
顔料は粒子が細かくて繊維に入り込んでしまいます。
顔料を溶かしたアクリル絵の具は水分が抜けたら固まります。
固まってしまったら、あとが大変です。固まる前に素早く対処しましょう。
すぐに水で洗い落します。
油絵同様に作業着を着ましょう。

❷・用具にくっついてしまった時の対処法
●筆ー使用した筆はその都度、水で洗います。筆に絵具をつけたまま放置したら、もう使い物になりません。
   ー筆の使用時には、まず水をつけましょう。描きやすくなります。又水洗いするときに落ちやすいです。
●パレットについて固まった絵具はお湯で洗うと取れやすいです。
●【画材をそろえる】の所でも触れたかと思いますがアクリル絵の具は、すぐ固まってしまうので木のパレットは避けます。
梅皿や、小皿、紙パレット、水彩用パレット、パットなどです。すぐ固まってしまうことを、考慮すると紙🎨パレットが一般的
かもしれません。出しすぎに注意します。
●大作などで、大量に絵具を水でとく必要があるときは、パットを使用します。
私は、大作の時はいつもアルミ皿を使用しています。パイ皿より小ぶりのものです。使用後にはパットと違って捨てる
ことができます。100均で売っているので、非常に安価です。紙🎨パレットよりも経済的です。其の上ふちがあるので水に対応
できます。注意点は1つだけあります。パレットナイフで強くこすらないことです。

❸絵具は逆さまに立てておきましょう。
キャップをしっかりしめます。時間と共にチューブ内で固まることがあります。すぐ使えるように逆さまにしておきましょう。

❹.絵具は、たくさん出さないことです。😊
私の場合生徒の方々に「自分の爪くらい出してください」と、常日頃伝えてきました。とても分かりやすいようです。

❺絶えず、スプレー式霧吹きを用意して絵具を固めないようにしましょう。
水で溶かないでいると10分もすれば固まってきます。スプレーは役立ちます。

いかがでしたでしょうか?準備しておけばよいことですが、ついうっかりしてしまいます。「備えあれば憂いなし」

次回もお楽しみください!  (*^-^*)😊😊😊












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