ビジネスブログ | 藤田真理アートアカデミー<横浜・緑園都市絵画教室>

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2024.2.10.みんなのアクリル画ー【水に強い!】 NO.68

前回は、【早く乾く!】でした。アクリル画は、水彩画のように描けてすぐ乾き、油彩画のように描けてすぐ乾く!
その上ほぼ何にでも描けます。これって凄いとは、思いませんか?その上匂いも少なく、水で溶けてお手軽です。
油絵500年の歴史に比べて、約70年の歴史なので、先行きは?500年先がどうなっているか、見届けたいですね。
無理、無理、無理と思わないで、生誕100年後のアクリル画なら見届けられますね!それには、健康な毎日で、元気に
絵を描くことです。

今回は【水に強い!】です。アクリル絵の具の特徴の一つに、水に強いがあげられます。

🎨●一度乾いたアクリル絵の具の上に水を垂らしてみましょう。どんなにこすっても水には溶けません。
  ●一度乾いた水彩絵の具の上に水を垂らしてみましょう。絵具が溶け出します。
※この性質を利用してスクラッチ画も出来ます。一度塗りで乾いた上に2度塗りをして乾かないうちに
スクラッチします。線描による絵になります。こういった、水彩画では出来ない世界も広がってきます。
ポイント❶スクラッチ画は、最初の1度塗りの色が完成後の線の色です。なので、かなりの計画性が必要とされます。
ポイント❷1度塗りが完全に乾いたら、その上に2度目を塗ります。この色が仕上げの色となります。
ポイント❸2度塗りが、半乾きの時にひっかいてスクラッチします。ひっかく道具は、描く絵によって違ってきますが
例えば、ようじ、櫛,針、ナイフ、竹串、筆の柄などです。


🎨修正、加筆ができます。水に強い性質を利用します。
●修正部分をジェッソで、覆い隠せます。
●ジェッソを水で薄めて、強すぎる色を弱めたりも出来ます。
●ジェッソを使って描き加えることができます。
●ジェッソの修正は可能ですが、微妙に仕上のマチエールに響くことがあります。
 なので、気楽に考えすぎないようにしましょう。あくまでも、困った時の対処法です。

🎨アクリル絵の具には、【早く乾く!】【水に強い‼】と言った特徴があります。この特徴によって
様々な絵画表現も可能になりました。あなたも文明の利器を使ってみませんか?

如何でしたでしょうか?
次回もお楽しみください! (*^-^*)😊😊😊

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