ビジネスブログ | 藤田真理アートアカデミー<横浜・緑園都市絵画教室>

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2024.2.9. みんなのアクリル画 早く乾く利点 NO.67

前回は、はやく乾く?でした。
一昨日は、大雪でした。今日は青空ですがまだ雪が残っています。こんなに寒い日はなかなか乾きません。
アクリル絵の具は早く乾くという利点を生かして制作を進めましょう!

今回は、「早く乾く利点。」です。
🎨利点
作業が速くなります。 デカルコマニーのような即興性の物にはうってつけです。淡彩風や透明水彩風
に描いた時は乾く速さは水彩画と同じくらいです。厚塗りでも油絵程かかりません。油絵の具の場合は色によって
乾く時間が異なってきます。茶系はわりに早めに乾きますが、白などは時間がかかります。又厚塗りと薄塗りとでも
異なります。水で描くアクリル画は、水が蒸発する時間があれば、乾くということになります。圧倒的に早いです。

🎨不便な点
作業の計画性が必要になってきます。油絵のように後で描き直すというわけにはいきません。
乾燥した日に制作すると、混色も手早く進めなくてはなりません。にじみや、ぼかし、グラデーションも早く乾く
とやりにくいです。最もそのためにメディウムがあります。

🎨絵具が早く乾くので筆跡が残り、きれいな平塗りができないはずですが [[必殺技があります!]]
point❶まずテープで四方にマスキングテープを貼ります。
point❷刷毛で1回目を塗ります。【横】
point❸乾燥は完全にします。ドライヤーもOKです。
point❹刷毛を【縦】に動かして2回目を塗ります。【縦】を乾燥させます。
point❺その後、【横】、【縦】、【横】、を繰り返し、その都度完全に乾燥させます。
point❻乾いたらマスキングテープをゆっくりはがします。

これで乾燥の早いアクリル絵の具でも、きれいな平塗りができます。上に重ねる絵具の水分で
下の色が溶け出さないアクリル絵の具の速乾性と耐水性によるものです。

いかがでしたでしょうか?早く乾く利点も利用しています。

では又、次回をお楽しみに! (*^-^*)😊😊😊

      



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