ビジネスブログ | 藤田真理アートアカデミー<横浜・緑園都市絵画教室>

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2024.2.9 みんなのアクリル画ーアクリル絵の具の特徴は、【早く乾く!】 NO.66

前回は【アクリル絵の具のメディウムを使いこなすポイント】でした。
使用規定を守って、マチエールがほしい時など試してみましょう。

今回は【アクリル絵の具の特徴は、早く乾く】です。
🎨アクリル絵の具には、早く乾く特徴があります。
アクリル画は季節や温度、湿度、薄塗り、厚塗りでも乾く時間はまちまち
大体2時間もあれば乾きます。(5分とかでは乾きませんが。)速乾性が高く、水に強いです。紙以外の
キャンバスや板などでも素早く乾くのでよく使われます。デザインにも使用されます。
※アクリル絵の具と水彩絵の具の大きな違いは耐水性にあります。なので、筆はしっかり洗いましょう!
※アクリル絵の具は水に強いので、濡れても乾燥すれば、元の状態に戻ります。
※アクリル絵の具とポスターカラーのいいとこどりがアクリルガッシュです。
※ドライヤーを使えば表面だけならすぐ乾きます。

※アクリルガッシュとポスターカラーとアクリル絵の具とのちがいは、似て非なるものです。
🌸アクリル絵の具は1955年ごろに誕生しました。
少しの艶と透明性があり高発色。何にでも濡れて、乾燥後は耐水性があります。屋外でも使用できます。
艶感がまちまちだったので、敬遠されました。
🌸同じ時期に誕生したポスターカラーは水溶性不透明水彩です。
1970年代頃から広告デザインで、発色の良さ、べた面を均等に濡れる利便性がありました。マットな質感が講評でした。
アクリルとの違いは顔料定着糊が水溶性なので乾燥させても耐水性に難ありでした。プラスチックなどには濡れません。
🌸1982にアクリルガッシュが誕生しました。アクリル絵の具の高発色には及びませんがポスターカラーに近い発色と不透明
さが出ました。なんにでも塗るカラーのいいとこどりがアクリルガッシュです。乾燥が早くてドライヤーなら表面だけなら、1分で
乾きます。作業が進めやすく魅力的です。何にでも塗れますが、つるつるした所ははがれます。

似て非なる3種類ですがいずれも早く乾きます。ガッシュは私はよく使いますが、100色以上の箱入りがあって、金、銀、蛍光色
メタリックなど他では見かけない色が開発されています。なので使用には差別化が図れます。

いかがでしたでしょうか? 又次回をお楽しみに! (*^-^*)😊😊😊

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