ビジネスブログ | 藤田真理アートアカデミー<横浜・緑園都市絵画教室>

横浜・緑園都市絵画教室
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2024.2.6. 憧れの油絵ー同じ色ばかり使うんですが?no.55

前回は、「絵画教室に通ったほうが良いですか?」でした。
通ったら必ず絵が進みます。仲間もできるし楽しいです。
自宅では出来そうでできないことの方が多いのではないでしょうか?
私の教室に初めてこられた子どものお母様が、「うちの子は絵が好きで家で毎日絵を描いています。」
と伺いました。絵の体験をしていただくと色塗りが、出来ていませんでした。輪郭から大きく出てちくちく
とはみ出しています。又描いた下書きが豆粒のように小さかったです。色塗りのみならず構図も紙の大きさ
に対して小さすぎました。其の指摘をしたら、お母様は驚いて直ぐ入会されました。入会後は大きく描けて、
色塗りもばっちり描けるようになり全国コンクールでも受賞出来ました。
先生のアドバイスで、絵が良くなった例です。教室入会の価値があったと、思います。

さて、今回は「同じ色ばかりつかうのですが?」です。
成人について考えてみましょう。
好きな色や、使いたい色は出てくるものです。
こういった状況で、お困りの方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
それが、素晴らしい油絵であれば問題はありませんが、きっと、もう少し色の変化が欲しいと
思っているのではないでしょうか?

point❶混色で色味を増やしましょう。
チューブの色だけにとらわれないで、混色してみましょう。それには、まず基本の12色を🎨パレット
に出すことです。パレットの真ん中で混色してみましょう。以前の項目の混色の中に詳しく描いておきましたので、
今一度参考にして見てください。微妙な色味が、沢山出来ることに驚かれることでしょう!

point❷絵具を制限しましょう。
今度は、❶と異なり絵具の数を2、3色に制限して見ましょう。2色の混色は❶と違い明暗の表現になるかと
思います。明暗の色数だけでもたくさん作れます。【同じ色ばかりと、お嘆き】であれば同じ様でもたくさん明度違い
の色が作れるのに驚いてしまうのではないでしょうか?🎨パレットの真ん中が混色でたくさんの色が並ぶようにしてください。

point❸普段使わない色を使いましょう。
❶と同じように最初にたくさんの色を🎨パレットに並べます。❶と異なるのは【おなじ色ばかり使う】の、その同じ色をパレットに出しません。
残りの11色の混色で、たくさんの色数が作れます。きっとその色味には、新たな発見があることでしょう!

如何でしたでしょうか?
混色は新しい色との出会いがあります。パレットの真ん中での混色がいかに大切であるか再認識されます。

では、次回もお楽しみに! (*^-^*)😊😊😊


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