ビジネスブログ | 藤田真理アートアカデミー<横浜・緑園都市絵画教室>

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2024.2.2. 憧れの油絵ー風景画【2】 no.46

前回も風景画でした。
風景画の一般的な事柄や、その歴史などでした。ただ、目の前の風景を描くだけでなく、
その背景などを知ることは大切なことです。

今回は風景画を実際描くにあたってのノウハウやポイントです。

では、早速始めていきましょう。
風景画を描くにあたり、大切なことは、広がりを感じさせることです。そのためには、奥行を出すことが大切です。

🌸point❶【遠景、中景、近景】をしっかり描き分けます。水平線や地平線も大切な要素です。
空間や奥行を意識しましょう!広々とした空間は大切な表現です。なんとなく描いていては、焦点が定まりません。
どこが、遠景なのか? どこが中景なのか?意識して描くことによりより油絵が、深みを感じさせるようになります。
初心者が一番描きやすいのは中景ではないでrしょうか?家屋や花木などを中継にすると自然な空間ができます。
手前の近景ばかりを描き込んでしまうと遠景が弱くなりすぎます。遠景、中景、近景、をよく見極めてバランスよく、自然な
感じで描きましょう。

🌸point❷ 点景を取り入れることにより油絵にメリハリをもたらします。例えば、中継に子ども達を書き込んだり
遠景に船を書き込んだりすると絵が生き生きとしてきます。
点景は小さく入れただけでも絵にメリハリが出てきます。

🌸point❸水平線や地平線は、常にくっきりと見えるわけではありません。
しかし山や木、建物などに隠れていても、それらの、水平線、地平線を意識するのは大切なことです。
それによって遠景の広がりを感じさせます。建物や木々は地面に対して常に垂直です。
ニュートンの原理を思い起こしてください。🍎リンゴは、引力によリまっすぐ下へ落ちます。
なんとなく縦方向ではありません。地面を意識して描くと緊張感のあるメリハリのある絵になります。

🌸point❹湖や海と空を描くときにはその水平線で、やや色合いを変えます。
一般的には、空よりも水面」の方に重きを置きます。その方が浮かんだ船や波の表現などをよく感じとれるからです。

以上が風景画を描く時の注意点でした。

引き続き次回でも、一番大切な【遠近感や奥行を出すこと】
について考えていきます。

それでは、次回もお楽しみください! (*^-^*)😊😊😊



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