ビジネスブログ | 藤田真理アートアカデミー<横浜・緑園都市絵画教室>

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2024.1.27 憧れの油絵ー目を見張るような色合い! no.33

モチーフの立体感を出すには、明暗の変化を思い切ってつけていきましょう。
が前回の課題でした。

今回は色合いに入ります。

さて、明暗の思い切ったつけ方で、何とかして立体感を極めたいと、
思われた方も多いかと思います。

「一生懸命頑張ったけれど今度は、暗い方の色が汚れてしまい
色が、生き生きしてこないが、どうしたらよいでしょう]と思われた方も多いのではないでしょうか?

理屈道理りに描いてみたのに、ちっとも思ったような色にならない!
これは、嫌なことです。色が濁り思い道理にならないもどかしさは、何とかしたいものです。

さて、どうしたらよいでしょうか?

陰影部に黒を混ぜて、明るい部分には白をまぜれば、確かに理屈どうりに
明暗の極端な違いは出せます。ところが黒と、白は、色を濁らせやすいです。

🌈類似色や、反対色を使えば、色鮮やかなままで明暗が表現できます。

point❶固有色に近い色を使うと。−−−初めて描くときには、類似色を使いましょう。

point❷明暗を白と黒で表すと。ーーー色が鈍くなります。おいしそうな感じがしません。

point❸反対色を使うと。ーーー色が生き生きとしてくる。強烈でおいしそうに見えます。


🎨初めて油絵を描くときには3つのポイントを覚えておきましょう。

とにかくケースバイケースなので、たくさん描いてみましょう。
白を多用して寝ぼけてしまったら、油絵が乾いてからまず鮮やかな色を置いてみましょう。
それから明るい部分に白を使ってみます。

いかがでしたでしょうか?
白と黒の使い方を研究してみましょう。


印象派は、色が汚れると言って黒色を排除しました。

そしてそれまでの中世から伝わるやに色の暗い感じの絵から、戸外に出て明るい陽光の元で
色彩にあふれる大革命を起こしました。

今回のテーマである、【目を見張るような色合い】はこの印象派のあたりから芽生えてきています。

しかし私は必要な時には黒を使っています。
色に関しては個人の【もちあじ】と言ったものがありますので
各人いろいろと試してみましょう!

皆様の待望の色塗りに入ってきました。
いかがでしたでしょうか?

色は混色のたまものです。
いっぱい試してみましょう!

次回もお楽しみに❕ 😊😊😊

 

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