ビジネスブログ | 藤田真理アートアカデミー<横浜・緑園都市絵画教室>

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2024.1.27 憧れの油絵ー立体感を出すには?no.32

前回は 「デッサンは油絵において最後の仕上げまで必要です。」でした。
今回は、「立体感を出すには」です。

立体感とは、何ぞや?
油絵を描くときの立体感とは?
リンゴや、つぼや、花瓶などの丸みを描き分けるということです。

一番わかりやすいのは、真っ白いボールを描くことです。
光を意識して、光の当たる部分、陰をまず描き分けることで
これは「デッサンの上達」と重なります。
デッサンは鉛筆なので白黒の対比となりますが、
油絵を描き進める上では、固有の色で描き進めなくてはなりません。

🎨色で明暗の変化を思い切りつけてみましょう。

🎨明と暗の境目を大きな筆で、撫でつけましょう。

これで立体感が出て来ます。ボールのデッサンを思い起こしましょう。
 【だんだん明るい、だんだん中ぐらい、だんだん暗い。】 この滑らかなグラデーションで
球が描けましたね。机の上であれば、反射光が下に入ります。
この反射光は🍎りんごなどを描くときにも同じようになります。
反射光の入ってない絵も時々見かけますので注意しましょう。お忘れなく。

リンゴ、レモン、洋梨、ブドウ、🍒さくらんぼなど、ドレをとっても、ボールのデッサンが基本です。

りんごであれば茎のある部分のくぼみや、形が少しボールより縦長でどちらかと言うと下の方が細め
になっていることでしょう。これらは球の少しだけ変形バージョンと思えばよいのです。

まず球が色で描けたなら、あとは怖いもの知らずです。
後は付録と思えば、OKです。

リンゴであれば短い縦筋が入っていたら、球の形に沿ってかけばよいだけです。

回り込む【きわ】のところに神経をとがらせましょう。
だんだん明るく、とだんだん暗くが【きわ】で出来てないと
つかみとれるほどの立体感が出せません。
色で、ごまかそうとしても通用致しません。

球の次は、箱のような立体は面ではっきり分かれるので問題なく
クリアできることでしょう。

さて、いかがでしょうか?
立体感を出すには、どうしたらよいでしょうか?
ご理解いただけたでしょうか?

百聞は一見に如かずと言います。
良い絵をたくさん見て、沢山枚数を重ねて
数多く描くことをお勧め致します。

では、次回を又、お楽しみください! 😊😊😊

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