ビジネスブログ | 藤田真理アートアカデミー<横浜・緑園都市絵画教室>

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2024.1.26 憧れの油絵−溶き油の使い方 no.29

前回では、
「絵の具のチューブから出したての絵具は固いので、
溶き油で練って使いましょう」でした。
練り具合など理解できたと思います。

今回は、絵の具の練り具合と共に溶き油の量を変えていく
事を考えましょう。

no.20でその割合は明記してあります。
再度チェックしましょう。

制作過程で溶き油の量を使い分けます。

🎨完成に近ずくに連れて溶き油の量を減らします。
下塗りではおつゆ状に薄く説くと絵具の伸びがよく
さらっと描けて乾きも早いです。

🎨中塗りの段階では、絵の具がクリーム状になるくらいにします。

🎨最後の段階では溶き油は少な目にして、盛り上げや強いタッチを出します。

これが一般的な描き方です。no.20の揮発性油と乾性油の割合
を参考にしましょう。

※パレットの上で、溶き油を練って色を塗るのが、一般的です。
しかしキャンバス上で混ぜると力強い鮮やかなタッチが生まれます。
生の色が生きたまま描けます。

※ムラのない均一な画面を作りたいとき溶き油で薄くといた絵具を柔らかい不毛を使って描きます。
余談ですが、タッチを残したくない場合は、刷毛やローラーを使います。


溶き油の使い方はよく理解しましょう。
油絵を描くときには、溶き油が大きな役割をします。
是非、お役立てください。

では、次回をお愉しみに 😊😊😊

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