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2024年01月25日 [主宰・藤田真理の美術情報]
20241.1.25.憧れの油絵−完成までの計画 no.26
いよいよ、実践編に入ります。
真っ白いキャンバスを前にして、「一体どれぐらいで完成するのかな?」
と思われる方が多いことでしょう。
初めての方は、まず計画を立ててみましょう。
油絵は、色を重ねることによって、その美しさで画面を作っていきます。
それに対して、水彩画は1度で仕上げられます。
なので特に年配の趣味の方は、まずは水彩に走ります。
水彩は水彩の良さがあります。
油彩には油彩の良さがあります。
あたりまえのことかもしれませんが、油絵の良さに気が付いてしまったら
きっと、虜になってしまうことでしょう。
つまり、重厚さ、マチエールの深さなど追及すると際限が無いほどです。
1回で、さらりと描いた絵とはこの点で違いが出ます。
描けば描く程に味わいも出てきます。
そしてだんだんとその人なりの個性がきらめきます!✨
如何でしょうか?
真っ白いキャンバスを前にして、描きたいモチーフも並んだところで、
不安は消えているはずです。こんなにも素晴らしい未来の油絵の完成予想図が、
読めてくるからです。
初心のうちは、まず下描きの構図が良いか、色合いが良いかと言うところでざっと
描き上げてしまいましょう。step by step!
一段一段と階段を上るような感じで進めていくのが良いと思います。
いきなりは無理です。だけど描けば描く程、それなりに深みが出てきますので
枚数を増やすことを目標にしても、良いかもしれません。
わくわくしてきますね。
🎨8号を3回で仕上げてみましょう。
🍒1回目 大まかな立体感をつかみましょう!
step❶ テレピンが多めの地塗りをまずしていきましょう。もちろん、薄塗りです。
step❷ テレピン多用なので乾きは早いです。しかしアクリルと違って、1時間以内とか
のような短時間は無理です。1日は置きましょう。ただ目安としてで、気候や湿度などの
環境などで違ってきます。まずは試してみましょう。茶色系は乾きが、早いので、おすすめです。
絵具の値段もほとんどAランクなので安価で経済的です。
しかし地塗りの色は各自自由です。
step❸ 木炭や、おつゆがき(オイルをたくさんつけて薄塗りにすること)で、デッサンをします。
step❹デッサンが終わったら、まず薄塗りで色を置いていきましょう。
step❺、明暗をたしかめながら、絵の具でデッサンするような気持ちで今一度描き進めましょう。
step❻ 全体の雰囲気と明暗に気をつけましょう。
🍒2回目
step❶ 書き込みを始めましょう。それぞれのモチーフの固有食をまずつけていきましょう。
この時点で、一番大切なことは、光を意識することです。
step❷ 光と影を意識しましょう。パレットの真ん中あたりで良く混色して、すくなくとも
★明るい ★中ぐらい ★くらいを描き分けましょう。その境目は筆で撫でつけます。
ココが大きなポイントになってきます。初心の方は、まずここでつまずくことがあります。
と言うのは、絵と言うものは、二次元を3次元としていくところにあるからです。
はっきり言って、その絵のモチーフがつかみ取れるような立体感で描けたら大成功だからです。
そのためには、明暗の見極めで描くことが重要になってくるわけです。
絵具の色による表現と鉛筆デッサンは、根っこが同じです。
時間があるときに真っ白いボールを鉛筆デッサンしてみましょう。
グ、グーンと力が尽きます。
初心の方の中には、色を付けることばかり考えている方がいらっしゃいます.
基本のデッサンをおろそかにしたときには、油絵での3次元ーーーつまり、
つかみ取れるような立体感のある絵にならないからです。
まさに、急がば回れと言うことわざ道理です。
🍒3回目 仕上げに入ります。
step❶ 仕上げは細部を書き込んでいきます。質感や量寛を意識して描いていきましょう。
step❷ 仕上がったら、サインを入れましょう。
step❸ 完成です。
いかがでしたでしょうか?
わくわくドキドキする暇もなく悪戦苦闘されたかもしれません。
そうなんです。思い道理には、なかなかいきませんが、
沢山描くことによって、手があがっていきます。明るい未来を信じて。
油絵を描き進めていきましょう!
真っ白いキャンバスを前にして、「一体どれぐらいで完成するのかな?」
と思われる方が多いことでしょう。
初めての方は、まず計画を立ててみましょう。
油絵は、色を重ねることによって、その美しさで画面を作っていきます。
それに対して、水彩画は1度で仕上げられます。
なので特に年配の趣味の方は、まずは水彩に走ります。
水彩は水彩の良さがあります。
油彩には油彩の良さがあります。
あたりまえのことかもしれませんが、油絵の良さに気が付いてしまったら
きっと、虜になってしまうことでしょう。
つまり、重厚さ、マチエールの深さなど追及すると際限が無いほどです。
1回で、さらりと描いた絵とはこの点で違いが出ます。
描けば描く程に味わいも出てきます。
そしてだんだんとその人なりの個性がきらめきます!✨
如何でしょうか?
真っ白いキャンバスを前にして、描きたいモチーフも並んだところで、
不安は消えているはずです。こんなにも素晴らしい未来の油絵の完成予想図が、
読めてくるからです。
初心のうちは、まず下描きの構図が良いか、色合いが良いかと言うところでざっと
描き上げてしまいましょう。step by step!
一段一段と階段を上るような感じで進めていくのが良いと思います。
いきなりは無理です。だけど描けば描く程、それなりに深みが出てきますので
枚数を増やすことを目標にしても、良いかもしれません。
わくわくしてきますね。
🎨8号を3回で仕上げてみましょう。
🍒1回目 大まかな立体感をつかみましょう!
step❶ テレピンが多めの地塗りをまずしていきましょう。もちろん、薄塗りです。
step❷ テレピン多用なので乾きは早いです。しかしアクリルと違って、1時間以内とか
のような短時間は無理です。1日は置きましょう。ただ目安としてで、気候や湿度などの
環境などで違ってきます。まずは試してみましょう。茶色系は乾きが、早いので、おすすめです。
絵具の値段もほとんどAランクなので安価で経済的です。
しかし地塗りの色は各自自由です。
step❸ 木炭や、おつゆがき(オイルをたくさんつけて薄塗りにすること)で、デッサンをします。
step❹デッサンが終わったら、まず薄塗りで色を置いていきましょう。
step❺、明暗をたしかめながら、絵の具でデッサンするような気持ちで今一度描き進めましょう。
step❻ 全体の雰囲気と明暗に気をつけましょう。
🍒2回目
step❶ 書き込みを始めましょう。それぞれのモチーフの固有食をまずつけていきましょう。
この時点で、一番大切なことは、光を意識することです。
step❷ 光と影を意識しましょう。パレットの真ん中あたりで良く混色して、すくなくとも
★明るい ★中ぐらい ★くらいを描き分けましょう。その境目は筆で撫でつけます。
ココが大きなポイントになってきます。初心の方は、まずここでつまずくことがあります。
と言うのは、絵と言うものは、二次元を3次元としていくところにあるからです。
はっきり言って、その絵のモチーフがつかみ取れるような立体感で描けたら大成功だからです。
そのためには、明暗の見極めで描くことが重要になってくるわけです。
絵具の色による表現と鉛筆デッサンは、根っこが同じです。
時間があるときに真っ白いボールを鉛筆デッサンしてみましょう。
グ、グーンと力が尽きます。
初心の方の中には、色を付けることばかり考えている方がいらっしゃいます.
基本のデッサンをおろそかにしたときには、油絵での3次元ーーーつまり、
つかみ取れるような立体感のある絵にならないからです。
まさに、急がば回れと言うことわざ道理です。
🍒3回目 仕上げに入ります。
step❶ 仕上げは細部を書き込んでいきます。質感や量寛を意識して描いていきましょう。
step❷ 仕上がったら、サインを入れましょう。
step❸ 完成です。
いかがでしたでしょうか?
わくわくドキドキする暇もなく悪戦苦闘されたかもしれません。
そうなんです。思い道理には、なかなかいきませんが、
沢山描くことによって、手があがっていきます。明るい未来を信じて。
油絵を描き進めていきましょう!