ビジネスブログ | 藤田真理アートアカデミー＜横浜・緑園都市絵画教室＞

今回は、モチーフの対比と奥行に注意しながら、テーブルの上に並べてみましょう。

A．りんごととまとーーー 色も形も似ています。　（変化に乏しい。）
B　.リンゴとなしーーー　 色は違います。　（形も大きさも同じ）
c． リンゴとブロッコリー　色も形も違います。 [変化のある組み合わせ]

🍎奥行を感じさせる配置は？　　【C】が変化に富んで、奥行も出ます。


D.イチゴを２つ並べます。 (平面的な構図になります。）
E.イチゴを２つ前後に置きます。　（関係がはっきりしてきます）
F.イチゴを３つ離して手前、中、奥と置きます。　（奥行が出ます。）
G.イチゴを3つ重ねてみます。　（重なり方が均一になります。）
H.イチゴ３つを、１つだけ離してみます。くっついている２つのうち１つを倒します。
(空間がうまれ、変化が出てきます。）

🍓対比を生む関係は？　【H.】です。


🌸広がりのある構図を演出してみましょう。

　　★視点の高さの違いで、ピッタリ重なることを避けて広がりが出ます。
　　★見る位置の違いで奥行が出て広がりが出ます。
　　★モチーフをはみ出させることにより、外側にまで空間が広がっているように感じます。

🌸以上のように、モチーフの並べ方によって、対比と奥行が違ってきます。

🌸一番大切な事柄は、構図の良い素敵な絵を描くことです。
　　それには、モチーフの対比や、奥行を考えながら、机の上に配置していきましょう。

🌸ピッタリの構図になるまで、何回も動かして納得のいく構図を作りましょう。

🌸このようにしてモチーフを並べ終わったら、いよいよキャンバスに描いていきましょう。

※次回からは実践に移っていきます。
　次回もお楽しみください。😊😊😊