ビジネスブログ | 藤田真理アートアカデミー＜横浜・緑園都市絵画教室＞

キャンバスの選び方に迷ってしまう、初心の方がいらっしゃるかもしれません。
まずキャンバスの大きさと、キャンバスの素材の目の粗さで選びましょう。

本来は自分の描きたいモチーフや手法、表現に合わせてキャンバスを選びます。
始めて描く場合、卓上の静物を原寸大で描くと丁度良いのは、８号です。

キャンバスの地は、粗目、中目、細目とあります。
最初は中目が良いと思います。

私は個人的な事を申し上げると、細密画のように細かくリアルに描く方なので
細目を選びます。

この様に、キャンバスの目の選び方は人により違ってきます。

８号に慣れてきたら、大きさを変えてみましょう。

F型―人物型
P型ー風景型
M型ー海景型があります。

大きいキャンバスはおいてないところが多いので注文して組み立ててもらいましょう。
型にとらわれないで、自由な発想で、効果的にキャンバスを選びましょう。

キャンバスを購入するときは、張り具合をまずチェックします。
以前はキャンバスと言えば、麻の素材に決まっていたものでしたが
アクリルが全盛になってきた現在は、麻と化繊の混合の品がでてきました。

下地塗料の定着力は麻布の方が良いです。

化繊は安価ですができれば、麻製の物を選びましょう。

何枚も描くようになったら、ご自分でキャンバスを張った方が、
経済的だと思うようになると思います。

キャンバスをご自分で張るときは雨の日を選びましょう。

お天気が良いとキャンバスは張ってきて、雨で湿気が多いとたるみます。
小さいキャンバスよりも、大きいキャンバスの方がそのたるみに気ずきます。

キャンバスをご自分で張るときには、お天気に気をつけましょう。
キャンバスの張り方は、慣れです。
何枚も張ってみましょう。

【キャンバスの張り方】
●木枠　●ロールキャンバス、を購入します。
道具は、●キャンバス張り（やっとこのようなキャンバス挟み）と
●キャンバス用の短い釘です。

この４点がそろえば、雨の日を選んで張るとよいでしょう。
しかし、何枚も描いて慣れてきた頃にした方がよさそうです。

私は150号まで自分で張ります。
キャンバスが大きいと、木枠とロールキャンバスを購入した方が
はるかに経済的です。
キャンバスの貼り方と、注意点については、追って掲載していきます。


それでは、次回をお楽しみに。😊😊😊😊😊