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2024年01月19日 [主宰・藤田真理の美術情報]
2024.1.19.憧れの油絵ーパレットナイフの使い方 no.16
パレットナイフは油絵独特の画材です。
筆とは、全く違うシャープなタッチや、粗削りなタッチが出せます。
パレットナイフを使えるようになるまで、練習してみましょう。
🎨ナイフの先はとても弾力があって、案外早く使えるようになります。
ユーチューブを見ると、パレットナイフだけで描いていらっしゃる方も見かけますが
まずは、筆でしっかりと描けるように練習しましょう。
パレットナイフを多用すると、絵ずらが固い感じになることがあります。
各自、試してみることです。
パレットナイフには、描画用とパレット掃除用の2種類があります。
🌸先がとがっているのが、描画用です。
描画用、のナイフには、大、小様々な形があります。
用途に応じてそろえましょう。
●刃の面、全体で塗ります。
●刃の先端を使いハイライトを置きます。
●刃の側面で形をはっきりさせれます。
●刃の側面をたてて引きます。
●削り取ることができます。
この様に多種多様な表現ができます。
パレットナイフを試してみましょう。
🌸先が丸くなっていて、へらのような形はパレット掃除用です。
パレットに残った絵具をかき集めます。
そして絵具を捨てる方がほとんどではないかと思います。
私は生徒の皆さまに、絵の具は絶対捨てないでくださいといつも申し上げてきました。
次に描くキャンバスに、その絵具を地塗りしてください。
初心者の方は、絵の具箱にペインティングオイルが備わっているかと思います。
地塗りにはそのペインティングオイルにテレピンを、適量加えて希釈してください。
その残った絵具をオイルとテレピンで練り、次に描くキャンバスに塗っておけば
マチエールの1つになります。
最初のこの塗りでキャンバスの目をつぶします。つまり油絵を描きやすくします。
また、絵の具の食いつきをよくするので地塗りしましょう。
どちらかと言うと、テレピンを加えているので、薄塗りとなります。
テレピンをオイルに加えないで、いきなり厚塗りすると先々よくありません。
最初にはテレピンを使いますが、仕上げの時まで使い続けては良くありません。
注意しましょう。
この様にして、高価な絵具を捨てないで活用しましょう!
私は捨て絵具と名ずけています。
と言うのも、このように明記した書籍は見かけません。
毎回捨てないように「あと何分でレッスンが終わります。」と告げて
地塗りの時以外にも余りそうな絵具を塗りつけてもらっていました。
最後の仕上げだけは、出来ませんが。
この様にしてパレットナイフの掃除用は活用しましょう。
次回は、筆の扱いについてです。お楽しみに。😊😊😊
筆とは、全く違うシャープなタッチや、粗削りなタッチが出せます。
パレットナイフを使えるようになるまで、練習してみましょう。
🎨ナイフの先はとても弾力があって、案外早く使えるようになります。
ユーチューブを見ると、パレットナイフだけで描いていらっしゃる方も見かけますが
まずは、筆でしっかりと描けるように練習しましょう。
パレットナイフを多用すると、絵ずらが固い感じになることがあります。
各自、試してみることです。
パレットナイフには、描画用とパレット掃除用の2種類があります。
🌸先がとがっているのが、描画用です。
描画用、のナイフには、大、小様々な形があります。
用途に応じてそろえましょう。
●刃の面、全体で塗ります。
●刃の先端を使いハイライトを置きます。
●刃の側面で形をはっきりさせれます。
●刃の側面をたてて引きます。
●削り取ることができます。
この様に多種多様な表現ができます。
パレットナイフを試してみましょう。
🌸先が丸くなっていて、へらのような形はパレット掃除用です。
パレットに残った絵具をかき集めます。
そして絵具を捨てる方がほとんどではないかと思います。
私は生徒の皆さまに、絵の具は絶対捨てないでくださいといつも申し上げてきました。
次に描くキャンバスに、その絵具を地塗りしてください。
初心者の方は、絵の具箱にペインティングオイルが備わっているかと思います。
地塗りにはそのペインティングオイルにテレピンを、適量加えて希釈してください。
その残った絵具をオイルとテレピンで練り、次に描くキャンバスに塗っておけば
マチエールの1つになります。
最初のこの塗りでキャンバスの目をつぶします。つまり油絵を描きやすくします。
また、絵の具の食いつきをよくするので地塗りしましょう。
どちらかと言うと、テレピンを加えているので、薄塗りとなります。
テレピンをオイルに加えないで、いきなり厚塗りすると先々よくありません。
最初にはテレピンを使いますが、仕上げの時まで使い続けては良くありません。
注意しましょう。
この様にして、高価な絵具を捨てないで活用しましょう!
私は捨て絵具と名ずけています。
と言うのも、このように明記した書籍は見かけません。
毎回捨てないように「あと何分でレッスンが終わります。」と告げて
地塗りの時以外にも余りそうな絵具を塗りつけてもらっていました。
最後の仕上げだけは、出来ませんが。
この様にしてパレットナイフの掃除用は活用しましょう。
次回は、筆の扱いについてです。お楽しみに。😊😊😊