ビジネスブログ | 藤田真理アートアカデミー<横浜・緑園都市絵画教室>

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2023.12.28.あこがれの油絵ー油絵具の混色 no.11

前回は、パレットについてでした。
今回は、油絵具についてです。

初めて道具を揃える時、迷うかもしれませんね。
多分ほとんどの方は油絵の具のセットになっている木箱
を購入されることでしょう。
あれこれご覧になって気に入られたものをすでに購入済み
と言う方もいらっしゃるかもしれません。

それで良いかと思います。

金額がお高いので、心配になることでしょう。
画材店をご覧になって、あ油絵の具のコーナーには、
kusakabe ,matuda,holbeinなどが並んでいます。
海外のメーカーも見かけます。いろいろなメーカーがあるということを、
まず頭に入れておきます。

一般的に12色入りのセットが、絵の具箱に入っていると思いますが、
それで大丈夫です。基本の中の基本。
少ない色数でも侮れません。
次に、2ッの色を混ぜてみてください。
12色でも無限に作れます。

前回パレットのついて申し上げました。
付け加えるとすれば、パレットにオイルを塗っておきましょう。
多分油絵具箱にはペインティングオイルが入っていると思いますが、
それで大丈夫です。

パレットの上で混色してみましょう。

🎨近い色の2本の混色で中間色を作れます。
例えば赤と黄色でオレンジ、黄色と緑で、黄緑のように混ぜる色合いによって
沢山、中間色ができます。洋服やスカーフなどおしゃれに着こなせます。

🎨離れた色の2本の混色で渋い色を作れます。
例えば赤と緑、紫と黄色など色相環では、正反対の色です。
あまりきれいな色とは思わないでしょう。

しかし、しかし、これが大事なのです❣


なぜかというときれいな色ばかり並べたてたとき
例えばピンクの上着に、赤いスカートの女性を見たときのことを
連想してみてください。なんか落ち着きませんね。

このような時にこそ、こういった渋い色と組み合わせると鮮やかな色がより一層
引き立ちます。
混色をきわめて、センス良く着こなせる人になりましょう!
洋服のみならず、インテリアなども垢抜けてきます。

美術は生活全体にかかわってきます。
美的センスは本当に大切!


是非いろんな混色を極めてください。
絵ずらも豊かになることでしょう。私の長きにわたる経験をもっと、もっと
語りたいのですが、長くなるのでここいら辺にして次なる混色に移ります。

🎨白を混ぜて色を明るくする。
  黒を混ぜて色を暗くする。

例えば赤に白を混ぜるとピンクですが、白の量によって
だんだんと明るくなってきます。

逆に黒をまぜていくとだんだんと暗くなります。白と黒は、明るさの
調節の色だと、覚えておきましょう!

黒は少量でも結構強くなりますので、注意しましょう。

🎨多くの油絵の具を混ぜ合わせるとだんだん鮮やかさが失くなってきます。

油絵の具を何色も混ぜ合わせてしまうと鮮やかさが少なくなります。
基本的には、3色あたりが無難かと思います。
混色に関しては、ご自分で試されるのが一番の近道です。

では、次回は【油絵具のラベルを見て購入しましょう】 です。

次回もお楽しみください。















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