ビジネスブログ | 藤田真理アートアカデミー<横浜・緑園都市絵画教室>

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2024.5.13.楽しい透明水彩画(ステンレスのコップを描く)No.163

🎨✨【前回】は透明水彩でケーキを描きました。
小品ながら、得るところが大変多かったと実感されていることでしょう。

🎨✨【今回】は透明水彩でステンレスのコップを描いてみます。

🍰前回のケーキを描く(No.162)で、ケーキ皿に添えられたステンレス
のフォークも描きました。
🍰その時に周りの部屋の様子やケーキなどが、フォークに映り込みましたね。
まるで鏡のようでしたね。
🍰その時のことを思い出しながら、今回はステンレスのコップを描いてみましょう!


🎨✨ステンレス製品は、変形した鏡と考えられます。

(1)普通の鏡には、手前の風景が映っています。
(2)例えば普通の鏡をたわめて、両端を後ろに回してみたとします。
(3)たわめると周囲の風景が、縮んで映り込みます。
(4)では、ステンレスのコップを描く時にはこのことを理解して描きましょう。
(5)コップに映り込んだ風景をよく見て、描きます。
(6)モチーフに何が映り込んでいるのか、手で覆うなどして確認しましょう。
(7)映り込んだ形を理解して描くと、クリアーなステンレスのコップが描けます。
🎨✨ステンレスのコップを描きます。
白とブルーの縞模様の敷物の上に普通のステンレスのコップが置いてあります。
❶鉛筆で軽くあたりをつけます。
❷飲み口に当たる部分は、楕円になっています。
※両端をとがらせないように、回り込んでいくように描きます。
※下の底の部分は手前の半分しか見えません。
※吞み口とおなじ形ですので両端を周り込んでいくように描きましょう。
❸コップのハイライトを紙の白色で残します。
中もよく見て手前より暗めに描きます。コップの取っ手も塗ります。
※最後の手直しの時に淡いグレーを乗せて調節してもよいでしょう。
❹コップの手前に、映り込んだ物を描きます。
両端は、回り込んでいくように注意して描きこみます。
❺縞模様の敷物を描き、コップの影も忘れずに描きます。
敷物の色にも注意して描きます。コップに映り込んだ色より
濃い目です。はじめは淡目に描いて、全体を見渡してブルーを加えます。
❻全体的に見たときに違和感がないか調節して、完成です。

如何でしたか?
ステンレスのフォークとコップが描けましたね。
今度は、ステンレスのやかんや水差しやスプーンなどを描いてみましょう。
ステンレス製品はたくさんありますので、たくさん描いてみましょう。

次回もお楽しみに!  (*^-^*)😊😊😊✨

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