ビジネスブログ | 藤田真理アートアカデミー<横浜・緑園都市絵画教室>

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2924.4.22.楽しい水彩画−水彩画におけるデッサン(1) No.153

🎨✨【前回】は水彩画の直描きの「植物を描く」でした。

🎨✨【今回】は「水彩画におけるデッサン」です。

水彩絵の具に、いくぶんと慣れてきたころではないかと思います。
今一度正確なデッサンができるように鉛筆デッサンを試してみましょう。
立体感の表現や遠近法について理解を深めましょう。
✨これまでに直描きで、1つのモチーフで水彩とはどういうものか
と練習してきましたね。
✨これからは、静物画や風景画や人物画と取り組んでいくことになります。
そこでデッサンが正確にできるように、大切なことがらを試してみましょう。
●1月27日のデッサン上達 No.31
●2月3日のデッサン力を高める No.48
※デッサンについては、触れてきていますので今1度振り返ってみましょう!

✨(純粋に鉛筆画だけの時)
基本鉛筆削りではなくて手でナイフを使用して削ります。

✨(水彩画の下書きとしての鉛筆デッサン)
小さいお子様や年配の方には、鉛筆削りでOKにしています。

●ナイフを持ったこともないお子様には、ナイフは危険が伴います。
●年配の方は、力が込めれない、億劫だといった危険ではないが
水彩画に取り掛かる前にすでに疲れてしまいます。
※ただし先のとがった鉛筆では、つい細い線につられて細かすぎて
しまうきらいがあります。なので、鉛筆削り使用の時は、鉛筆の先が
とがりすぎているので先を少々折ってもらっています。

🎨✨デッサンの基本
✨初心者の方には、2Bの鉛筆をお勧めしています。
高校で教えていた時も2B一択でした。Hから4Bを持たせたこともあり
ましたが、狭い机上では、転がしたりします。なので、一番丁度良い2B
と練り消しゴムと紙があれば、としています。

✨初心者の方は、最初に力を込めて濃く描いてしまう、きらいがあります。
練り消しゴムで消しても消えない場合が多々あります。
鉛筆で描く時には、鉛筆を軽く握って軽やかに描きましょう。
すぐ消せます。中には「消してばかりの私はデッサンがヘタなのでしょうか?」
と悩む方もいらっしゃいます。ピカソでない限りは、1回書いて決まるのは、
なかなか難しいです。何回消しても恥じることは、ありません。よく見ることに
よって徐々に力が養われていくことでしょう。

✨明るい、中くらい、暗いの3つのトーンをまず身につけましょう。
次に明るい中の3トーン、中ぐらいの中の3トーン、暗い中の3トーン
これで、9トーン描き分けれます。まずこの9トーンを描きます。

✨【9トーンの描き方】
❶たて9センチ横2センチの細長い長方形を作ります。
❷縦は、1センチごとに区切ります。
9個の長方形ができました。(たて1センチ、よこ2センチが9個)
❸一番上はほんのわずか鉛筆の色がつく、くらいに塗ります。
❹いちばん下の9個目は、2Bの筆圧マックスで漆黒に描きます。
❺真ん中には、その中間の濃さで書き込みます。
❻次々と、明るい中くらい暗いを描き分けます。
❼9段が、スムーズにグラデーションになっているか確認して、完成です。

如何ですか?次回もお楽しみに! (*^-^*)😊😊😊✨

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