ビジネスブログ | 藤田真理アートアカデミー<横浜・緑園都市絵画教室>

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2024.4.16楽しい水彩画ー直描き(玉ねぎを描く)No.145

🎨✨【前回】は水彩画の直描きで、にんじんを描きました。

🎨✨【今回】は水彩画の直描きで、玉ねぎを描きます。
玉ねぎを購入して、よーく観察してみましょう。
※匂いはいかがですか?皮が付いていると匂いは、ほぼありませんね。
※野菜の香り、花の香り、食べ物の香り、森林の香りなど思いっきり
匂いを嗅いでくださいね! 『エ、エー、それって、絵と関係ないじゃん!」
そのように思われる方が多いのではないでしょうか?

※いえいえ、ここが絵を描く上でのポイントなのです。
常日頃から5感を磨いておくことは、絵を描く上で大切です。

季節を感じ、心が震えるような絵を見たり、素晴らしい曲に
耳を傾けて、聴覚を刺激します。私は、沈丁花の香りがすると
スギ花粉がきた!と連想致します。
花の香りをかぐくらいの、心のゆとりも欲しいものです。
美味しい料理に舌ずつみを打つのもよいでしょう! 「お金は節約!」
と言って、竹輪ときゅうりを食べていたのでは味覚は磨けません。進化
しつつある現代は、クックパッドを見たりYouTubeで安価でたくさんおいしい
料理の作り方が出てきます。味覚も磨きましょう!

✨今回は水彩画の直描きで玉ねぎを描きます。
玉ねぎの匂いを嗅いでいるうちに、本題からは、少々それたかも
しれませんがこの本質が一番、絵を描く上での礎なのです。


【水彩画の直描き玉ねぎの描き方】
❶形をとらえます。玉ねぎの芯の向きを回転する駒になぞらえて
見えてきませんか? 上の芯のあたりの皮が少しめくれていると
ただ茶色いシンプルな玉ねぎより、色の変化が見られます。
❷玉ねぎの形を塗っていきます。
ハイライトの部分を紙の白で残して、淡い色から塗っていきます。
❸ハイライトの周り当たりの淡い緑の部分と影の部分の茶色い部分とが
自然に混じり込んでグラデーションとなります。
➍輪郭を整えます。
❺少し乾いてきたら、筆の穂先で、玉ねぎの筋を入れます。
その筋は球の形に添っているようによく見て描きましょう。
❻光と影を意識します。稜線のあたりに色を加えます。
❼丸い形を強調するように、影の部分を入れて立体的になる様に描きます。
❽完全に乾いたら、極細筆の穂先を使い筋を描きます。
例えば、習字で名前を描く時のような感じです。
➒ついでに玉ねぎについたキズや汚れなども書き込みます。
➓全体的に見て、足りない部分を描き加えて、完成です。

如何でしたか?駒のような形の玉ねぎが、描けましたか?
時間のゆとりがあったら、玉ねぎを切って断面図を描いてみても
良いかと思います。いっぱい描いて力をつけましょう!

次回もお楽しみに!
 (*^-^*)😊😊😊✨





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