ビジネスブログ | 藤田真理アートアカデミー<横浜・緑園都市絵画教室>

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2024.4.14.楽しい水彩画ー直描き(にんじんを描く)No.144

🎨✨【前回】は水彩画の直描きで、トマトを描きました。

🎨✨【今回】は水彩画の直描きで(にんじん)を描きます。
にんじんは、年間を通して店先に並んでいます。じゃがいも、にんじん、
玉ねぎといったところは、お料理に欠かせないなじみの根菜類ですね。
今回は、このにんじんを水彩絵の具で直描きします。
にんじんは、とても硬いです。硬いものを硬く描くのは、かえって、
難しいかもしれません。にんじんは、リコピンといった栄養価の高い
野菜ですので、そういった魅力まで表現出来たら良いですね!

絵というものは、写真ではないのです。描いた絵が醸し出す、
独特の5感を刺激するような絵を描くことを目指しましょう。
人参の絵を見て、味覚を感じ、栄養価まで感じさせたおいしそう
な絵!それって素晴らしいことでは、ありませんか?


【にんじんを描く手順】
❶にんじんの色はオレンジ色といった観念があるかもしれませんが、
よく見るとその中にも少し淡い感じや、濃い感じ、場所によっては、
茶色に近いような色も混じっています。つまりいろんな色が混在しています。
❷筆の穂先で形をとったら、絵具をたっぷり乗せましょう。
❸顔料と水の流れに任せて自然な、ムラができるのを見届けましょう。
❹にんじんの円筒形をよく観察しましょう。輪郭線あたりに注目!
巻き込んで裏側へと続きます。
➎少し濃いめの絵具を加えてさらにムらを作ります。
❻葉の付け根に当たる所を、丁寧に描きます。黄緑がオレンジ色に映えます。
❼筋が入っていますので、これを丁寧に描くとにんじんらしくなってきます。
※円筒形の上に模様を描く感じで、にんじんのごろんと長くて、丸いフォルム
を表現しましょう。
❽絵具が乾いてから、筋に添って水のついた筆でなぞります。テイッシュペーパー
でふきとっても良いでしょう。少し絵具が緩んで、にんじんらしくなってきたでしょう。
※直線でなく円筒形の上の模様のように描きます。
➒影の色を加えます。稜線を意識しましょう。
➓全体に描き足りないところがないかチェックして、完成です。

如何でしたか?
 次回もお楽しみに!  (*^-^*)😊😊😊✨

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