ビジネスブログ | 藤田真理アートアカデミー<横浜・緑園都市絵画教室>

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2024.4.14.楽しい水彩画ー直描き(トマトを描く)No.143

🎨✨【前回】は水彩画の直描きで、ナスを描きました。

🎨✨【今回】は水彩画の直書きで、トマトを描きます。
トマトは、1年を通して見られますが、夏野菜です。形は、大きいサイズ
からミニトマトまで大小さまざまです。形も丸い物ばかりではなくて、
アイコという種類のように縦長で、しかも黄色品種まであります。
サラダには欠かせない野菜ですね。
このおなじみのトマトを水彩の直書きで、描いてみましょう。

※トマトは、丸い形の印象ですが、トマトのヘタは6個です。
このことからわかるように、もとをただせば6角形です。

❶カドミウムレッドで、薄めでまっずシルエットを描きます。
❷ハイライトが、必ずありますので、紙の白を残します。
ハイライトは、1個だけとは、決まりません。
❸絵具が乾かない内にヘタを描きます。赤と多少混じりますが
自然な感じで、なじませておきます。
➍水分を絞った筆で輪郭線の近くの反射光を表現するために
色を抜きます。
❺背景を描いてみましょう。トマトの赤が引き立つように鈍い寒色で
描いてみましょう。
※背景はメインのモチーフを引き立たせる役目があります。
なので、真っ赤なトマトであれば、明度と彩度を落とした、鈍い色が
背景としてよいかと思います。
※生徒さんによく聞かれる、「背景は何色で描けばよいですか?」
確かに先生に思わず聞きたくなる事柄でしょう。私の返答は何?
と聞きたくなるかと思います。
※「モチーフを引き立たせるには、鈍い色」と言っても、具体的には
わからない訳です。
※「お好みの色で良いですが、モチーフを引き立たせる色」
※これでもまだ決まらないようです。
※最後の奥の手は、世界中の人に愛されているルノワールの画集を
お見せして、こんな感じと目で見て納得がいくまで、お伝えしています。

❺トマトのヘタの細かい部分を描き込んでいきます。
❻背景にトマトの影を描きます。
❼乾いてから全体的に描き足りないところを描きたします。
❽完成です。

如何でしょうか?
ハイライトが光って、つやつやした真っ赤なおいしそうなトマトが
描けたでしょうか?
次回も野菜を描きます。お楽しみに!
 (*^-^*)😊😊😊✨

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