ビジネスブログ | 藤田真理アートアカデミー<横浜・緑園都市絵画教室>

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2024.4.11.楽しい水彩画ー直描き(いちごを描く)No.139

🎨✨【前回】はレモンを直書きしました。
レモンは、絵で良く取り扱われるので、この際しっかりと
身につけましょう。凸凹の質感の表現が、難しいかもしれません。

🎨✨【今回】はいちごを直書きします。
春先にはたくさんの旬のいちごが、出回ります。クリスマスのショートケーキ
のイチゴも印象的ですね。温室栽培では、季節に縛られないかもしれません。
真っ赤で、つやつやしていて緑のへたとの色合いもきれいです。
粒粒の種がたくさんついていてその部分がへこんでいます。
水彩画の直書きでは、そこまで、詳しい表現ではなくて、実物大で大まかに
いちごを表現してみましょう。
みずみずしい、赤の色合いを表現できたらよいかと思います。

❶まず、輪郭線を描いてみましょう。
❷中の部分をいきなり赤く塗らないで、種の部分を白抜きします。
❸輪郭線のそばからつぶつぶの種を塗り残します。
❹輪郭線のそばができたら、今度は、ふくらんだへたの近くの種の
の部分を白抜きします。
❺へたの緑の近くの白抜きする部分は、ハイライトが当たっている部分です。
➏輪郭線に、ほんの少しの凸凹が見られます。丁寧に表現しましょう。
❼いちごの影の部分に少し紫を入れましょう。
❽今度は、葉の緑を描きます。赤の近くは、緑と混じります。
なので、葉先からは描き始めましょう。赤の近くは、自然になじみます。
❾筆を洗い、水を絞って赤いいちごの中に、種の部分を更に白抜きします。
➓この種の白抜きは、事細かに全部描く必要はありません。。影以外で目立つ所を
3から4割くらい入れればよいです。
⓫一番細い筆で白抜きの中にイエローオーカーで、種粒を描いても良いです。
※ただしいちごが立体的に見えるように真ん中は、やや大きめで、端の輪郭線
に近ずくほど、縦長で間隔が狭まります。
⓬全体のバランスを見て描き加えたら、完成です。

如何でしたか?
みずみずしい、美味しそうないちごが、描けたでしょうか?
絵を描くという事は、写真とは、違いますね。
その絵を見て、季節を感じ、味覚を刺激するようなみずみずしさ
まで感じさせる絵であれば、大成功ですね。
ただ、色を塗りたくるのと違う、見て五感を刺激するような絵が描けたら
素晴らしい次元に入れます。
次回もお楽しみに! (*^-^*)😊😊😊✨

 

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