ビジネスブログ | 藤田真理アートアカデミー<横浜・緑園都市絵画教室>

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2024.4.10.楽しい水彩画ー直書きの練習(さいころを描く)No.132

🎨✨【前回】は直書きの練習(茶碗をかく)でした。
🎨✨【今回】は直書きの練習(さいころを描く)です。
丸みを帯びた、卵、紙コップ、茶碗と練習してきましたので、
今回は、立方体を練習として描きます。
簡単そうに見えますが、意外と描きにくいかもしれません。

✨さいころの形を描きます。
❶さいころを上から見下ろして置きます。上の面、左の面、右の面
と3つの面が見えるように配置しましょう。
❷まず、左の側面から描いてみましょう。
❸仕上がりをイメージして立方体の面をかいていきます。
❹塗りやすいように紙を回しても構いません。
❺特に角は筆の穂先ではみ出さないように、丁寧に形を
整えながら描きます。陰になる片面には、絵具を流し込んで
暗めにします。
➏3つの面に、明るい、中ぐらい、暗い、の明暗が描き分けることが
できたら完成です。

※立方体は、簡単そうで難しいかもしれませんね。平行している線に
狂いがないか確かめてください。
私の教室の生徒さんで、中学生、高校生、大学生、成人と
ティッシュペーパーの箱を描いてもらうと、この平行線が怪しくなって
しまう方が多々見受けられました。
さいころの方がまだ描きやすいです。さいころが完璧に描けた方は
次にティッシュペーパーを描いてみてくださいね。

✨背景を塗ります。
❶光の強い上の面の背景は、強めに塗ってみましょう。
さいころの上の面は白抜きにして背景を塗ることによって
白さを際立たせます。
❷背景と机を分けて描いた方が空間を表現しやすいかも
しれません。
※(1)背景をバックと机に分けて描く描き方と、
  (2)机を描かないでバックだけ描く描き方と2通りあります。
私が日動画廊で、静物画展を見たときに(1)と(2)の割合は
圧倒的に(1)が多かったです。(2)は、その時は1割くらい
でしたね。名画集を見ても(1)の方が、多いです。
(2)は、相当、腕が良くないと、きついかもしれません。
(2)のようにバックがすべて空間の場合、影のつけ方がものを言います。
これが又難しいかもしれません。
なので(1)のようにバックと机のように、わけて描く方が
良いかもしれません。
❸さいころの足元は、光が来る方と反対側に影をつけます。
❹影をつけたら完成です。

お疲れさまでした。立方体は、静物画など描く時に役立ちます。
四角い花瓶など用途は広いです。風景画においても建物に役立ちます。
このさいころを通して立方体をマスターしましょう。

如何でしたか?
次回もお楽しみに!  (*^-^*)😊😊😊✨

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