ビジネスブログ | 藤田真理アートアカデミー<横浜・緑園都市絵画教室>

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2024.4.9.楽しい水彩画ー直書きの練習(紙コップを描く)No.130

🎨✨【前回】は、直書きの練習として卵を描きました。
水彩画を描く準備としての、まず、下書き練習です。
物と物が複雑に重なり合っている絵をいきなり描くには、
無理が生じます。1つのモチーフであれば、重なりがありません。

物と物が重なると初心の方や、経験が長ーい方でも、
前後関係の空間が描けなかったりします。

この解決策は
【重なり合った2つのモチーフがそれぞれしっかりと立体感を
表現出来て描けていて、色彩にも破綻がなく描けている。】
解決策はここにあります。

なので、身近なモチーフを使って1つずつ確かなものにして
いきましょう。100歩の道も1歩からですね。
さ、楽しい気持ちで始めていきましょう!必ず道は、開けてきます!

🎨✨【今回】は、紙コップを描いてみましょう。

✨形を描きます。
❶ニュートラルグレーで紙コップの内側の楕円を描きます。
特に初心者の方で、楕円の両端をとがらせる方が多く見受け
られます。注意しましょう。この楕円は紙コップの底と相似形です。
(少し小さめですが。)従って、底の楕円の両端も、とがらさないで
回り込んでいくように描きましょう。

❷光と影を見極めて、実物大で丁寧に描きましょう。
➌次に、紙コップの外側をよく見て楕円とのふちを開けて
描きます。縦長で、下がすぼんでいる形が少し難かしい
かもしれませんね。
❹光と影をみきわめて,たっぷりの絵具で外側を塗ります。
❺光の向きを考えて明るい部分の絵具を吸い取ります。
❻紙コップの丸さが少し出て、立体的に仕上がりました。

✨背景を塗ります。
❶紙コップの飲み口のところは、白く光って見えるでしょう。
ここは、塗り残して、背景に色を塗ります。
❷ここでも紙コップのかたちを整えながら、背景を描きます。
➌机とバックの境目が水平になっているかどうか?
  紙コップが机に置かれている状態になっているかどうか?
❹影も意識して仕上げます。2枚目の練習が仕上がりました。
※背景を塗ることにより紙コップの白さが引き立ちます。 

如何でしたか?
紙コップも形が難しかったかもしれません。
楕円の形がマスターできましたね。
これで卵と紙コップが仕上がりました。
2作目の完成です。
次は茶碗を描いてみましょう。

次回もお楽しみに!
 (*^-^*)😊😊😊✨


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