ビジネスブログ | 藤田真理アートアカデミー<横浜・緑園都市絵画教室>

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2024.4.6.楽しい水彩画ートーンの概念 No.125

🎨✨【前回】は、水彩画ー色塗りの基本【洗い落とし】でしたね。
複雑な仕上がりになり、洗い落としたところは、鈍い色になりますが、
一色加えて仕上げられます。試してみましょう。

🎨✨【今回】は【トーンの概念】です。

✨色の明暗、濃淡、強弱、などの調子をトーンと言います。
✨明度、彩度の組み合わせで生まれます。
✨明度は明るさの度合い、彩度は鮮やかさの度合いです。

🌸ライトトーン  【明るめにぬったもの】- 明るい色
🌸ペールトーン 【筆を軽く洗い腕に残った絵具を塗ったもの】-淡い色
🌸ビビッドトーン 【二度塗りしたもの】-鮮やかな色
🌸ダルトーン  【グレーを重色したもの】-鈍い色
🌸デイープトーン【さらにそれぞれの色を重ね塗りしたもの】-濃い色
🌸ダークトーン  【これを2回くりかえしたもの】-暗い色

✨絵を描く時にはこのトーンで雰囲気が、決まります。
✨このトーンの概念が、一番難しいかもしれません。
✨特に初心の方が陥りがちなのは、全体を一生懸命描きすぎて、
  強弱が強強になることが多々あります。
  全体が主役になってしまい,このような絵のことを「田舎芝居の絵」
  と呼びます。
✨真逆の場合には、強弱が弱弱になる場合もあります。
  抑揚がなく、感動が感じられない場合があります.
✨明度、彩度のなせる業で,色の明暗、濃淡、強弱を見極めましょう。
✨このトーンをつかむのに、人さまざまですが時間がかかります。

🎨✨トーンによる印象の違い。
✨暖色ーあたたかい空気が感じレれます。
✨寒色ー涼しげな色が夏を感じさせます。
✨ペールトーンー優しく、穏やかです。
✨ヴィヴィッドトーンー明るく楽しい気分になります。
✨ダルトーンー落ち着いた配色です。
✨モノトーンー色彩がなく静かな夜のような存在感があります。
✨ダークトーンー暗めのモノトーンに色を乗せます。落ち着きます。

同じモチーフでもトーンを変えて描いてみるとよくわかると思います。
上記のようにトーンを変えるだけで7枚の絵が描けます。
急がばまわれと言うことわざがありますから、描いてみる価値があります。
まずご自分の感覚を磨きましょう。枚数が多い程腕も磨かれます。

如何でしたか?今回は、一番難しい【トーン】についてでした。
次回もお楽しみに! (*^-^*)😊😊😊✨

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