ビジネスブログ | 藤田真理アートアカデミー<横浜・緑園都市絵画教室>

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2024.4.2.楽しい水彩画―色塗りの工夫(ぼかし、にじみ、たらし込み)NO.121

🎨✨【前回】は色塗りの工夫(平塗り)でした。
🎨✨【今回】は色塗りの工夫(ぼかし、にじみ、たらし込み)です。

✨ぼかし@水彩画の下塗りとして。(描き始め)

🍒すぐに乾かないように絵具たっぷりで塗ります。
🍒絵の具が濡れている内に手早く濡れた刷毛で線をなぞります。
🍒刷毛の水量にご注意ください。多すぎると絵具が流れてきません。
🍒刷毛を左右に何回か往復すると、グラデーションが美しくできます。

✨ぼかしA空や雲の表現に応用できます。空には、必須のぼかしです。

※ぼかしは、水の量がものを言います。美しいグラデーションにするには、
多すぎず、少なすぎずの水加減です。必ずマスターしましょう。
🍒まず2色のグラデーションを試してみましょう。
🍒1色目の絵具をまずたっぷりの水で塗ります。
🍒2色目の絵具を、1色目のふちに沿って平筆か刷毛で塗ります。
🍒平筆か刷毛を左右に往復して色をつなぎます。
🍒乾くと美しいグラデーションになります。
   
✨にじみーー草の茂みや雲を表現できます。必ずマスターしましょう。
手抜きすることなく、何回も試しましょう。いきなり素晴らしい絵を
描こうと思ってもなかなか思うように描けません。試してみて身に
ついていると、あらゆる場面で再現できます。

🍒大き目の刷毛でたっぷりと水を塗ります。
🍒溶いた絵具を紙の上に落とすような感じで、流します。
🍒絵具が広がっていきます。様子を見ながら絵具を加えます。
🍒又、様子を見ます。広がり方は、紙質や、顔料の重さで
  違ってきます。
🍒乾いたらよく観察して、できあがりの予測を立てて、どれくらいの量かなどを
  何回も試してみます。

✨たらし込みーー葉の重なりの茎を描く時のかきだしに用います。

🍒色を付けたい形のところに多めの水を塗ります。見やすいように少
  し色を付けます。
🍒濡らした形のところに、絵具を流し込みます。
🍒少しずつ色が広がります。水で濡らした形が出現します。
🍒乾いてから同様に、いろんな形を増やしていきます。
  少しずつ色を変えることにより、複雑で深みのある絵になります。
  

🎨✨色塗りの基本(ぼかし、にじみたらし込み)がマスター
できましたね。まだ次回も(かすれ、白抜き、洗い落とし)と続きます。
何回も試すことで身につきます。油絵と全く違っていて、水と顔料の流れ
で美しい表現がたくさんできることをまず、体験しましょう。
水が乾くとすぐ表現できることは、油絵と違って時間短縮ですね。
欠点として、油絵のように自由自在な書き直しができません。
うまく思うようにいかない時には、この【色塗りの基本】に立ち戻りましょう。

次回をお楽しみに‼ (*^-^*)😊😊😊✨



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