ビジネスブログ | 藤田真理アートアカデミー<横浜・緑園都市絵画教室>

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2024.4.2.楽しい水彩画―色塗りの工夫(重ね塗り) No.120

🎨✨【前回】は、色塗りの基本でした。
基本を押さえたら、次は工夫を凝らしましょう。

パレットを作り、紙の見分けも付きましたね。
次は、いろんな絵を描きたい気持ちは、わかります。
しかしその前にまず色塗りの基本を前回、押さえたところで
色塗りの工夫も、知っておきましょう。

🎨✨【今回】は、色塗りの工夫です。数回に分けて
お届けいたします。
絵というものは、作者が描きたいものをまず際立たせる
所にあると、思います。
思い道理に絵を描くためには、みんなが知ってるような
基本の技法を、まず身に着けておきましょう。

🌸重ね塗りーー重ねる順序が違うと発色の仕方まで違う。

✨青に黄を重ねる。
@青に黄を重ねると緑の予測が立ちます。
A急ぐときはドライヤーを使用しますが絵具の自然移動を妨げる
 ので、必要な時だけに使用します。
➂青の乾いた絵具の層を壊さないように
 【そっと絵具を流すように黄を重ねます】。
➃黄と黄をつなぐ時、紙に力を描けないように気を付けます。
D塗った直後は黄いろが強く見えますが、乾いたらおちついた色
 になります。

✨黄に青を重ねる。
@黄は濃いめに塗ります。
A絵の具の移動に少し時間がかかります。急ぎの場合はドライヤー
 を使用します。
➂黄色が良く乾いてから、コバルトブルーをたっぷりと溶いて塗ります。
➃力をかけずに、絵具を落とす感じで塗ります。
D塗った直後は青が強く見えますが、乾くと緑になります。
 下に明るい色が入ると鮮やかに発色します。

※黄と青とで緑を作る時は、下塗りに
★カドミウムイエローにすると 鈍い緑になります。
 ★レモンイエローにすると、鮮やかな緑になります。
※ 色の組み合わせを考えましょう。

重ね塗りは一番の基本ですが、簡単そうで本当に奥が深いですね。
是非、試してくださいね。

次回も色塗りの工夫が続きます。
お楽しみに!  (*^-^*)😊😊😊✨

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