ビジネスブログ | 藤田真理アートアカデミー＜横浜・緑園都市絵画教室＞

前回はスクラッチでした。真っ黒のアクリル絵の具を　竹櫛で削り絵を描くと
カラフルなクレパスのいろんな色が出てきて感動します。結構細かい線描が
できるので、いかなる絵でも筆で描くのと違い幻想的な夢のような絵が出来
上がります。大人から幼児まで楽しめて思いがけない効果に驚きます。

今回はミクストメディア技法です。
✨現代美術において、性質や種類の異なる複数の素材や技法を
用いて制作した作品のことです。
✨代表作としては、バスキア作「Self Portraito ]やピカソ作「Bottle　of
Vieux　Marｃ,Glass,Guitarand newspaper] やクレー作「Love　at
First Sight]などがあげられます。
✨最初のミクストメディアは1912年ごろのピカソやブラックのコラージュを
用いたキュビズム絵画とされています。その方法はダダやシュルリアリズム
において発展して、大戦後にアメリカのネオダダ、イタリアのアルテ・ポーヴェラ
フランスのヌーヴォー・レアリスム、日本の具体美術協会などに継承されました。
✨ミクストメディアの種類
🎨コラージュ　🎨デコパージュ　🎨アッサンブラージュ　🎨ファウンドオブジェ
🎨オルタード　ブック　🎨ウエットメディア
✨ピカソのキュビズムのあたりからは、それまでの筆でキャンバスに、目の前の
静物や、風景、人物を忠実に描いた絵画から、変革を遂げました。
その一番の手法がミクストメディアです。

✨私の150号の【毎日新聞社主催・現代日本美術展】入選作は、ミクストメディア
の技法です。宙シリーズの150号の３連作です。宙に浮かんだ楕円のまわりが、
青系、茶系、紫系と３枚描きました。
✨青系ー毎日新聞社主催・現代日本美術展入選作（青、茶、紫の３枚出品）
✨茶系ー茶系と紫系の２枚を新制作展に出品して、茶系が新制作展入選。
✨紫系ー新制作展選外。従って、新制作展には、毎日現代日本美術展の
入選作は出して、いません。入選作を出したというデマが、私の心に深い悲しみと傷に
なり一生忘れないことでしょう！　　いかがでしたでしょうか？次回もご覧ください。