ビジネスブログ | 藤田真理アートアカデミー＜横浜・緑園都市絵画教室＞

前回は「ドライブラシ技法」でした。
🍒【風景画】を描く時は、必ずと言っていい程【木】を描きますね。
その木肌や、岩石、などドライブラシ技法使用します。
🍒【静物画】を描く時も机や、花瓶などに、ドライブラシを多用します。
🍒風景、静物を問わずドライブラシは、よく使われる技法なのでマスター
しましょう。絵にテクスチャーが感じられて、重厚感が増します。

今回は「マチエール」です。以前、NO.81の「マチエールの作り方は？」
で作り方をご紹介いたしました。今回は、少し深堀りしたいと思います。
🎨テクスチャーやマチエールを作る際制約がなく自由度が高いです。
ざらざらつるつるもマチエールです。
🎨マチエール作りによく使用されるのは、モデリングペーストやジェッソなど
の下地剤や盛り上げ剤、メディウムと混ぜた貝殻や砂や石。メディウム
やボンドで貼りゆけた紙や布です。絵肌に陰影をつけた表現です。
🎨マチエールやテクスチャーは描画作業に大きな影響があるので計画性
が大切です。偶然性もありそれもまたよかったりします。
🎨マチエールは絵肌です。表現された質感がテクスチャーです。
※フランス語で、物質、品質、質を指します。
※目でみた絵肌のことで、触った感触ではありません。

🍒制作に慣れてきたら」マチエールにこだわりましょう。
🍒独特な画風と言われたときは、画家の独特なマチエール
が含まれています。
🍒自分の画風、自分のマチエールを見つけましょう！
※私は自分独自の、日本中どこを見てもない唯一のマチエールを
研究して、探し当てました。個展の時には、某有名美大の先生でも
「どのようにやるの？」と聞かれる程です。長年続けた経験と勘とコツ
は、多大です。ほとんどの方は、指導書のマチエールです。自分探し
の旅は、果てしないかもしれませんが折れることなく続けましょう。
次回をお楽しみに！　(*^-^*)😊😊😊