ビジネスブログ | 藤田真理アートアカデミー<横浜・緑園都市絵画教室>

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2024.2.21. みんなのアクリル画ーステンシル技法 NO.92

前回はアクリル絵具の「グレージング技法」でした。
乾いた絵具の上から、半透明、透明絵具を何層にも重ねます。
色の深みや透明感など混色で出せない色の表現技法です。
グレージング技法で豊かな色彩表現の新世界をめざしましょう!

今回は「ステンシル技法」です。
🎨ステンシル技法とは、型をくり抜いてその中をローラーやスポンジ刷毛
などで彩色する技法です。
🎨パッと頭の中にネズミの絵が浮かんできませんか?
そう、現代の寵児バンクシーのステンシルです。ステンシルを使えば、室内
作業の版画と違って街中のビルの壁に描くのは、むずかしいことではありません。
ましてや型をくりぬいた中にアクリル絵の具によるエアブラシを施せば、誰にも
知られることもなくアッという間に描けてしまいます。スピードが命とうたわれる
現代社会にマッチしてますね。速乾性のアクリル絵の具に、ステンシルという
組み合わせは時代の進化でしょうか?ということはこれから先には、現在では
ありえないことが実現してくるということでしょう!絶えず時代の波には聞き耳
立てる必要がありそうですね
🎨ステンシルを有効に使用した例として名高い作品は、マチスの「ジャズシリーズ」
です。
🎨 子どもの遊びの一環としてクレパスステンシルがあります。型を切り抜いた
その中にクレパスで彩色してぼかしを入れます。ステンシルは版画の部類なので
大量に同じ絵が量産されます。ただしステンシルは型の中をクレパスで違った色
を塗れば大量でも色合いが違ってきます。その魅力は、ふちに色を塗るとき、
数種類を塗るときれいに色が混ざりあいます。単純な形でも、型紙を重ねたり
ずらしたりしてぼかすと美しい仕上がりになります。
🎨ステンシルは、年齢に関係なく使用して楽しめます。プレス機不要。

如何でしたか?アクリル絵の具の速乾性を利用してステンシル技法を用いれば
大量の作品が仕上がりそうですね。試してみましょう
では、次回もお楽しみください。 (*^-^*)😊😊😊

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