ビジネスブログ | 藤田真理アートアカデミー＜横浜・緑園都市絵画教室＞

前回は、「いろんな素材に描けるの？」でした。箔、墨、パステルと併用
できます。箔を使用したアクリル作品は、豪華な感じがしてアクリル画で
あるのにかかわらず和風の感じも醸し出します。以前安井賞受賞作品で
金箔に豪華な椿の花が満開の大作の絵を見かけたときは、意表を突かれて
衝撃的だった記憶があります。アクリルプラス金箔の取り合わせは、又、
違った雰囲気を表現できます。

今回は「コラージュって何？」です。
🎨コラージュは写真や絵や文字などを、新聞、雑誌などから切りぬき、これを画用紙
や、ケント紙などの台紙に貼って１つの作品にするものです。もともとは
[coller]と言うフランス語から由来する言葉で、「のりで貼る」という意味があります。
20世紀初頭に生まれた美術の表現方法です。ありとあらゆる性質とロジックの
ばらばらの素材を組み合わせることで芸術作品に仕上げます。１つ１つの素材が
生み出すイメージが対立融合せて、」作品の文脈や意味・世界が変化します。
🎨心理療法にも取り入れられました。
🎨ペーパーや、写真の貼り付けにはべたべたせずにきれいに晴れるテープ糊が良いです。
🎨アクリル画のコラージュ。
※あらかじめ紙の表面にマチエールをつけてみます。
❶画面の貼るあたりにジェルメディウムを塗ります。
❷紙片を置いてメディウムが乾く前に位置を微調整します。
❸コラージュの最後にアクリル絵具で描きます。

コラージュの有名作品には
🌸ピカソの「藤張りの椅子のある静物」　🌸ブラックの「ギターーを弾く女性」
等があります。現代のコラージュには意表を突くものがたくさんあり驚かされます。
その発想、よく思いついたなと言うぎょっとさせる表現には新しい世界があります。
私も以前から現在に至るまでにこのコラージュをとり入れた作品も作ってきました。
同じテーマで、素材を変えてみると新鮮さも出てきます。アクリル画を極めたら
いろんなテクニックを駆使することをお勧めします。
又、次回をお楽しみに！　(*^-^*)😊😊😊